2008年12月24日
神峰山寺の樒の取替え
寺社の景観


樒(しきみ)の取り換え前 樒の大きさ
牛地蔵の坂道を登ったところに樒(しきみ=勧請掛)が吊り下げられていますが、本日がその取変え日と云う事で見てきました。


樒の取り付け
朝8時頃よりその準備(樒作り、樒を吊り下げる縄作りなど)に多くの人が参加されていました。
この樒を縄に通し、両側の石柱に渡すのが大変な仕事の様でした。

樒の取り付け完了
樒は12ヶ吊り下げその長さにより1年の運勢を占うそうで。短い方が良いらしく、長いと下落するとの事でした。(特に株?)
撮 影 日 2008年12月23日
撮影 場所 原(神峰山寺)(地図)
投 稿 者 ちーさん
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Posted by 高槻市
at 08:14
│Comments(9)
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網羅されて情報網の広さに感心いたしました、漢字ばかり
多いコメントで年寄り臭くてゴメンなさい。
正月初寅の日の占いも見てみたいですね。大阪・堂島の米商人たちは、この縄の垂れ具合をみて、月ごとの米の相場を占ったといいます。(大王の国からより)
また、「神峯山寺のホームページ」を見ると、この勧請掛を造る作業は、数百年近い昔から、神峯山寺の寺族檀家27軒の人たちだけが許されていて、他の人は触れる事もできない伝統の神事だそうです。
こういった神事を見ると、いつも思うのですが、現代では非科学的と思いがちなのなこのような神事。
でも、近代科学の知見もない時代の、決して人間の思い通りにならない自然に対する、当時の人の畏敬の念や、素直におすがりする気持ちなどが、現れていると思います。
また、みんなで、そういった神事を行うことが、村の人の心をひとつにして、「みんなで協力すること」や「貧しくても知恵と工夫で生き抜いていくこと」の大切さが込められているように思います。
こんな風にして取り換えられていたのですね~
ありがとうございました (^^♪
吊り下げられた樒の長さは短かったですか?
みんな、色々な意味がある、伝統の行事なのですネ。
この樒の長さは、どうなのでしょうか…。
来年の景気はどうなることやら。
そして新しくなった勧請掛、気持ちが良いですね。
もう、いつお正月が来ても大丈夫です。
準備も大変でしょうね。数百年も続いているなんて、原は伝統行事をよく継承しているんですね。
来年は、是非株価が上がってほしいですね。早い景気対策を渇望します。
それぞれ、掛けかえられたようですが、御幣をつける位置や縄の取り付け方、向きなど微妙に違いがあるようです。
株の相場というのは、神峰山寺の「かぶ」にかけているみたいですね。
作業の様子を見ていると随所に脈々と受け継がれている先人の知恵があり、見学させていただけるのは有難いことだなぁと思います。
さて、来年の運勢は如何なるものでしょうか。