2007年05月28日
畑山神社
寺社の景観
畑山神社は西国街道沿いにある神社ですが、元々この地には、高槻最古の寺院である、梶原寺(現在は廃寺)があったと言われています。
また、この辺りは瓦の産地で、神社の裏山には瓦を焼いた窯跡が残っていて、ここで焼かれた瓦が東大寺の造営に使われたとの記録も残っています。
地形的にも、山裾で、小さい川が流れていて、土と水を必要する焼き物には適した場所だったようです。山と川からの恩恵を受けて生活を営んできた先人を偲ばせる歴史資産だと思います。
撮 影 日 平成19年3月
撮影場所 梶原1丁目(地図)
投 稿 者 文化財スタッフの会 散策部会
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Posted by 高槻市
at 08:59
│Comments(4)
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ゆっくりと訪れてみます。
投稿された写真を見ると、奥まった社殿への道がゆとりの空間を生み出している感じがして散策の休憩スポットになりそうです。
このように、神社やお寺は、都会の中の貴重なオアシスだと思います。
ところで、この畑山神社のまわりはどんな様子なのでしょうか。一歩引いた構図も見てみたい気がします。
畑山神社のまわりの写真さがしてみましたが、ありませんでした。最近紹介いただいている「蔵と水路のある風景」の場所は結構近いと思います。
http://takatsuki.osakazine.net/e39750.html
で、この畑山神社の本殿の右にある、大きな木は「クスノキ」で、市の保護樹木になっています。
【↓クスノキの写真】
http://www.tcn.zaq.ne.jp/akacs501/takatsukisansaku/06hatakeyamajinjya/hatakeyamajinjya06.jpg
また、高槻の古木を一挙紹介しているすごいサイトをみつけました。
【高槻の古木】
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/okumura-hiro/koboku2.html
現在は本殿や拝殿などの社殿に「参拝」しますが、もともとは鎮守の森そのものが崇拝の対象であったそうです。
神社の多くは産土神をまつる自然崇拝が起源になっているということです。