2009年01月13日
神峰山寺の初寅護摩
寺社の景観
↑火渡りの人々
心配された前夜来の雨も上がり、沢山の参拝者が見守る中で神峰山寺の初寅の儀式が厳かに行われました。
↑山伏さんによるお祓い ↑弓矢で悪魔払い
↑護摩を焚く前の儀式 ↑護摩を焚く前のお祓い
山伏さん達の法螺貝の吹き鳴らしの巡回に始まり、弓矢による悪魔退散などの厄除けのなどのお祓いの後に護摩が焚かれました。
↑燃える護摩
護摩火は勢よく燃え上がり、恰もこの世の不幸を焼き払う感じでした。
↑火渡りの人々
この後、お火渡りが行われ、大勢の人が無病息災を願って山伏さんの介添えのでに渡りました。(かく言う特派員も渡りました)
撮 影 日 2009年1月9日
撮影 場所 原(神峰山寺)(地図)
投 稿 者 元特派員(神峰山寺紅葉ライブカメラ)
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Posted by 高槻市
at 10:50
│Comments(7)
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”修験道の開祖「役の小角(えんのおづぬ)」が葛城山で修行中、北西に紫雲のたなびく山を見て霊験を感じ、この北摂の山に来て堂宇を建て修験の道場として開山し、770年頃に開成皇子が創建したのが神峰山寺の始まりであった。
この寺を根本山と号し、南に南山安岡寺(775年の創建で、小角が開祖としている)北に北山本山寺(770年頃の創建で、同じく小角を開祖としている。別名 霊雲院ともいわれている。)が建立され、北摂における仏教の山岳修業道場が完成する。
この三寺は一直線上に配置せれており、その延長線上には愛宕山がある。
方向としては、北から7度45分の右傾きになっている。又その距離に関していえば、南山~神峰山寺の距離と、北山~愛宕山の距離は1:5である。
これは北斗七星の柄杓の汲み口の距離と北極星までの距離の比と同じである。
小角が北極星を尊び、星座に精通していたと考えられ、これによって正確な距離と方位を割出すことが出来たからであろうと思われる。”
と松愛会高槻支部HPの「好きやねん高槻 北摂三山寺と勧請掛」に載っています。
是非、安岡寺の護摩供を注目したいですね。
神峯山寺のブログ「神峯山寺だより」にも流れが解説されているものがありました。(私の名前をクリックすると「神峯山寺だより」に行きます)
また、火を渡ることにより、(以下、「やさしい仏教入門より」)
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火の上を歩くことによって、大智の火焔で煩悩を焼き尽くし、公には国家安穏、五穀豊穣などの祈願。個人的には自分自身の修行や、厄祓い、無病息災を祈願します。
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私も厄年のときは渡りたいと思います。。。特に「煩悩退散!」ですね。。。
長年高槻に住んでいればなんとなく高槻のことを知っているような気になっていますが、まだまだですね。
平和な一年になる様に願っています。
コメントにある「神峰山寺だより」を読み、驚くばかりで、宗教的にも奥の深い高槻だと思いました。
安岡寺と神峰山寺および本山寺との位置を地図で確かめたら本当に一直線でしたが、愛宕山は広すぎて確認出来ませんでした。
安岡寺の護摩焚きは2/1と同寺HPにありました。