2007年09月20日
原のおいしくやさしい食風景
農地里山の景観
〔養蜂:西地区〕
庭先の畑でミツバチを飼っていた。下のこの野菜は、正月料理に使う慈姑(くわい)。
〔カボチャ:東地区〕
家の生垣に這わしてカボチャの栽培。
〔モロヘイヤ、青紫蘇:東地区〕
身体にいいモロヘイヤ(左)と青紫蘇(右)。畑はきれいに手入れされている。
〔無人直売所:東地区〕
方々に無人直売所があるが、さびれて品物を置いていなかった。ここは神峰山・ポンポン山登り口。よく売れるのか完熟トマトが並べられていた。
撮 影 日 2007.8.1
撮影場所 原(地図)
投 稿 者 永野晴朗
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Posted by 高槻市
at 08:57
│Comments(10)
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直接人と人が出会わなくても、このような形で間接的に濃密な交流が図られているのは、すばらしいですね。
苦労話やおいしい野菜の食べ方などを聞く機会があってすてきですよね。
ただただスーパーで野菜を買うのとは一味も二味も違いそうな気がします。
ところで、慈姑の写真を見て、小さい頃お正月に「芽がでるから」と母親におせち料理の中の慈姑を食べさせられたことを思い出しました。
なんだか形が食べ物らしくなくて、どこを食べていいのかわからず食わず嫌いでした。
で、ちょっと調べてみたのですがやっぱり(?)慈姑は元々全国の水田で普通に見られた多年生の水生植物で雑草だそうです。
それを中国が食用に改良したそうです。(http://www2.odn.ne.jp/shokuzai/A2003/Kuwai.htm)
子供心に何か感じ取っていたのでしょうか・・・ 今では正月には必ず縁起をかついで食べています!!あのほろ苦さがくせになります。
流石5000年の中国。なにしろ弥生式文化が始まった頃には孔子が活躍していますから。
もっとも最近の中国からのニュースは孔子の教えに背くものが多いですが…。
パソコンは何でも教えてくれて便利ですね。私はまだ3年ほどですが、すっかりハマっています。
慈姑は芽がでるから「芽出度い」縁起物ですが、作ってみて分かったことは、すごい子沢山ですよ。
春に植えた1個から沢山地下茎が伸びて、その先端に慈姑ができます。
ですから数の子と同じように子孫繁栄の縁起物だなあと、秘かに思っています。
また、生垣に這わしているカボチャもはじめて見ました。私の田舎ではカボチャを地面に這わして土地の利用効率が悪いなと思っていましたが、これだと効率がいいですね。そこでカボチャを調べてみましたが、原産地はアメリカ大陸だそうです。さらに面白いのが、日本に伝えられたのは17世紀で、カンボジアからきたので”カボチャ”の名がついたそいうですよ。
神峰山やポンポン山を訪れた人達も、お土産に無人直売所の野菜を買って帰られているのでしょうね。
モロヘイヤは、外国の野菜というイメージがあったので意外でした。
モロヘイヤはもともとエジプトを中心に栽培されていて、日本で栽培されるようになったのは、1,980年代に入ってからのようです。当初は、外国の珍しい野菜といった感じがありましたが、栄養価も高く、体にもいいと日本でも広まっていったようです。
野菜は体にもいいし、食べると元気になれる気がしますが、それが地元で作られている野菜だと安心して食べられるし、いっそうおいしく感じます。
5~6年前は種子が珍しく高価でしたが、最近では安く沢山でるようになりました。
プランターで簡単に栽培できます。栽培のコツは、30cm位になったら芯を切ることです。そうすると脇枝が沢山出て、葉が多くとれます。
この時季、モロヘイヤは花が咲き実をつけます。間違っても実を食べてはいけません。毒ですよ!
モロヘイヤで食べられるのは、葉とやわらかい茎だけです。
もうすぐ鍋の季節。ネギの根っこの方を少し残し、プランターに植えましょう。すぐ伸びて食材になります。
モロヘイヤのこと教えていただいてありがとうございます。
意外に簡単に栽培できそうですね。
私は、野菜などを育てたことは無いのですが、ネギだけは家の庭に植えてあって、必要なときに包丁を持って切り取ってました。
ネギひとつにしても、自分の家で取れたものを食べるのはいいですね。
青紫蘇や韮も病虫害に強く、農薬なしOK。(私は全作物、無農薬有機栽培です。密植せず、風を通せばいけます)
スーパーで10枚ほどの青紫蘇が袋詰めされ売られていますが、虫の喰い跡一つなくキレイですが、それをみて私は不安になります。農薬散布を疑うからです。私の故郷の韮農家では、農薬を撒いてるそうです。
紫蘇は1本植えますと、冬に種が落ち、翌年はイヤッといというほど芽生えてきます。何の苦労もありません。
韮も刈っては食べ、刈っては食べ出来ますし、葉が堅くなれば、株分け移植すれば、また柔らかい葉っぱを食べられます。茗荷も1本植えたらどんどん増えます。
ネギ・紫蘇・韮・茗荷など手近に少し植えておくと便利なもの。
始めてみませんかミニ菜園。
あっというまにニョキニョキのびて、今では、美味しく食べています。
実際にやってみて、“育てる”ということの苦労が少しわかってきました。
最近では、農家の方との関わりが薄くなってきましたが、生産者と消費者が、もっと身近になれば、作ってくれた方への感謝も加わって、食べ物を大切に、よりおいしく頂けると思います。
また、農家の方も、「おいしい」と食べているところを見れば、また、元気が出てきますね。
今年も高槻市内では、サツマイモ掘り園・クリ拾い園が開園が開園していますよ。
少しでも体験してみましょう。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/norinshinkou/nourinshinkou.html