2007年04月22日
一乗寺
寺社の景観
一乗寺の境内に入ると、本堂の手前に、このお寺を建立した日親上人の銅像があります。
室町時代、日親上人は当時の将軍に日蓮宗への改宗を説き、「立正治国論」を書いたことにより、幕府の弾圧を受けます。投獄され真っ赤に焼けた鉄鍋をかぶせられて拷問を受けますが、それでもその信念を曲げなかったことから「鍋かむり上人」と呼ばれ、崇められました。
日親上人の影響のためか、市内でも桧尾川から東側の西国街道沿いには日蓮宗のお寺が多くあります。
撮 影 日 平成19年3月
撮影場所 梶原2丁目(地図)
投 稿 者 文化財スタッフの会 散策部会
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Posted by 高槻市
at 00:09
│Comments(3)
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私も今日は京都の日蓮宗のお寺のせました。
高槻の桜、れんげきれいですね~po♪
西国街道沿いには、馬祭りの磐手杜神社に、国家を憂う日親が創建の一乗寺。神仏習合神仏の遺産畑山神社など、
往時を偲ぶいろんな寺院があります。
明治になって鉄道が敷設されるまでは、人の移動は、淀川の舟運と街道。
淀川西国街道沿いの村々に豊富な歴史遺産が残っているっていうのも高槻の大きな資産だと思います。
もちろん、昔からその場所にありますので、いろいろと由緒のある物があるようです。
高槻緑花推進連絡会より昭和55年に「高槻の古木百選」というものが出版され、その中に、一乗寺のクスノキが選ばれています。
樹高26m、幹周640cmで、市内のクスノキで随一の幹周と紹介されています。
「一乗寺 クスノキの写真」
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/okumura-hiro/koboku2a.html#NO29
「高槻の古木百選」
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/okumura-hiro/koboku2.html