2008年11月26日
そばの脱穀
歴史が偲ばれる景観


公民館講座の受講生・わくわく探検隊の子供たち・畑中農園の会員さんなど多くの市民が種まきから収穫まで体験したそばの脱穀作業が11/15にありました。
作業に使ったのは、こんなものは博物館に展示されているだけかと思っていた、足踏み式の脱穀機や唐箕など。
足で踏板を踏んで、逆V字型の針金を埋め込んだ円筒形のこぎ胴を回転させながら、天日干しで乾燥させたそばの束を入れて、実をこそぎとっていきます。


脱穀機で取れなかったそばの実は手作業で揉んだり木づちでたたいたりして落して、そばの実以外の大きな葉や茎などを箕を使ったりして取り除き、最後に、唐箕を使って、風力で、そばの実だけを選り分けます。
手間と労力のいる大変な作業ですが、楽しくおしゃべりしながら笑顔でやってのけるひとたちがとかいなかに集まってきていました。
新そばを味わうにはもう少しの工程が待っています。
みんなで食べるおそばはどんなにおいしいことでしょう。
撮 影 日 2008年11月15日
撮影 場所 原(地図)
投 稿 者 kishie
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Posted by 高槻市
at 07:52
│Comments(4)
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トマトを買って来ました。
すご~く美味しかったです。
日曜日でも畑中さんがお忙しい時にはやっていないことがあるそうです。
出かける前に問い合わせをして行かれる方が確実と思います。
この地域には、お野菜の無人販売所が何か所かありますが、新鮮な野菜は、市販のものとは一味違う気がします。また、お店では見かけない珍しい野菜を手に入れることができるのも魅力ですね。
来月には、公民館の連続講座最終回のそば打ちがあります。
全く初めての私にできるのだろうか?少し心配なのですが、講座を企画準備していただきました職員及び関係者のみなさまに感謝いたしております。
自ら作ったモノの美味しさや、自然の中での体験が子ども達にとって大切な記憶として残れば、と思います。
いつかはまた蕎麦を作ろう!という人が出てきたらいいですね。
わたしもどちらかというと、食べるならそばよりうどん派です。
別にこれといった理由があるわけではないのですが、そういうものと思い込んでいました。
ここに集まってこられた方の中には、ご自分で本を見ながらそばの手打ちの経験のある方、おいしい蕎麦屋さんを求めて全国を駆け巡っているらっしゃる方、今年は一年間蕎麦つくりを追いかけたいとおっしゃるビデオクラブの方などもいらっしゃいました。
わたしは、そばの花もそばの実も見るのが初めてでした。
もちろん、そば打ちの経験もありません。
何かおもしろそうやな、という軽いノリで参加したのですが、そう言えば、昔は私の家の近所でもそばを植えていたのではと思います。
そばの実はおコメと混ぜて炊いてご飯やおかゆとして食べたりもするそうです。
今また、白いご飯だけでなく色々な雑穀を混ぜたご飯が見直されています。
いつもは手抜きばかりしている食生活。この機会に少し見直すことができればと思っています。
先日、歴史民俗資料館を訪れましたら、ちょうど、脱穀機や唐箕などが展示されていました。昭和30年代40年代頃には使われなくなっているとのこと。まだまだ現役で使われていたとはびっくりです。
先日、芝谷では食糧危機に備えてどんぐりの栽培がされているという話を聞きました。
インスタント食品などが横行する便利な世の中だからこそ、こういった経験を通して食生活について考え直すのもいいことだなぁと思いました。