2008年10月27日
磐手杜神社の夜啼石(よなきいし)
寺社の景観


安満岩手町の磐手杜神社(昔は安満神社と呼ばれていた)には、「夜啼石(よなきいし)」という奇石がありました。

説明書きの中の「あまえいのう、あまえいのう」とは、「安満へ帰ろう、安満へ帰ろう」という意味ですね。
とても、いじらしい石に愛おしさを感じてしまいしたよ。
その夜啼石を見て友人が一句詠みました。
「幾重にも蔦が絡める夜啼石」
撮 影 日 2008年10月15日
撮影 場所 安満磐手町(磐手杜神社)(地図)
投 稿 者 magamik
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Posted by 高槻市
at 08:29
│Comments(4)
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永井家の家来が勝手に磐手社の石を持っていったので石が啼いたというのは、よそ者の永井家と高槻の昔からの領民の関係を暗示しているようで面白いですね。
とても、良いお話ありがとうございました。
夜啼石のことも、そういった背景を知ることによりなるほどと納得できますね。
私の田舎(四国)では、帰ることを、「いぬる」と言っていましたので、同じや!と嬉しくなったこと覚えています。
辞書によると、関西地方での言い回しのようですので、関東出身の方がお参りすると、謎解きの座興になることでしょう。
肝心の石、趣きがあっていいですね。誰でも出来る事なら持っていにたい気持ちになるでしょうね。
私の出身は愛知県ですが、広島に長く住んでいましたので、知っていました。
土地の人が「早くいのう」などと言っておられました。
それで夜啼石を見た時、懐かしさといとおしさを覚えました。