2008年10月21日
牛のわらじ発見!
歴史が偲ばれる景観

旧京坂越え道の左、神峰山寺参道入り口の鳥居前に、珍しい牛地蔵が祀られていました。

それは、京坂越えを行き来した荷役牛を供養する牛地蔵で、祠の中にあるのは、牛の「古いわらじ」と「新しいわらじ」でした!
牛さんにとっても、大変な京坂越えだったんでしょうね・・・
牛さんのわらじを作られる人がいるなんて嬉しいですね (^^♪
撮 影 日 2008年9月6日
撮影 場所 原(地図)
投 稿 者 kiko
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Posted by 高槻市
at 08:05
│Comments(4)
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時々お掃除されている人に会い、挨拶して通ります。
写真では牛の草履は長形のように見えますが、子供の頃見た草履は丸い形をしていた様な記憶があります。
でも、この「牛のわらじ」を作れる人が、ほとんどいなくなってしまっているだよな~とおっしゃっていました。。
さびしいですが、この牛さんのわらじ、、、もしかして数年後にはなくなっているかも??なのでしょうか?
コメントありがとうございます (^^♪
この牛地蔵さんをみていると
地元の方にとって、牛さんが大切な存在だった事と
牛地蔵さんを大切にされているのが伝わってきますね。
これからは、紅葉の美しい季節になりますが
紅葉の美しい“神峰山寺”に行かれた時には、
この「牛地蔵」さんも、ご覧になって頂きたいです。
同じ目的で使いますが、牛と馬は正反対のことがあります。
馬は引きます。馬子を馬引なんていいますものね。
牛は追います。馬子に匹敵する言葉に、牛追いがありますよね。
何故こう呼ぶのか?
私が昔だした結論は、馬の攻撃は後足で蹴ること。牛の攻撃は頭から突っ込むこと。この習性の違いから、人間は危なくないように、馬は前で引っ張り、牛は後ろから追ったからだとしました。
力はどちらが強いのでしょう?
「馬力」なんて言いますから馬が強いかもしれませんが、耐久力は牛の方が勝るように思います。
武士の世界では「人馬一体」という言葉がありますが、昔の農民は「人牛一体」の生活でした。牛は家族の一員でした。お正月には牛にもお雑煮を食べさせました。
人間は草履(草鞋)を履きましたので、牛にもちゃんと履かせました。大切な蹄を保護するためです。
ちーさんのおっしゃるように、丸くて小さいものでした。牛の爪は、あんな形をしていますが、結構伸びて、たまに鎌で削っていたように記憶しています。
私は牛を使って田圃を耕したことがありますが、長袖のシャツを脱いで休んでいた時、牛にシャツを食べられました。
気がついた時、袖が少し見えていましたので引っ張りだしました。シャツは破れることもなく無事でした。
牛は反芻動物ですので無事だったわけです。その為ではないでしょうけど牛は賢い動物です。父が早く亡くなりましたので、二十歳代の母が牛を使いましたが、曲がって歩いたり、止まって動かなかったり。女だから見くびっているのです。母は男装して必死で追っていました。
長いコメントになりましたが、無い知恵を絞って反芻しながらでしたので…(^0_0^)