2008年09月20日
川久保の諏訪神社
寺社の景観
川久保集落の高台に諏訪神社があります。
平安時代に信州の諏訪大社から武御名方神(たけみなかたのかみ)の分霊を勧請したとのことですが、同様の「諏訪神社」は全国に2500もあるそうです。
芥川のほとりの阿久刀神社内や萩谷にも同名の神社があります。狩猟と水運に関係する神社とのことなので、山奥と川辺にあるのも意味のあることかもしれません。
↑案内版(クリックすると拡大します)
撮 影 日 2008年9月6日
撮影 場所 川久保(地図)
投 稿 者 ええとこブログ川久保取材チーム
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Posted by 高槻市
at 11:42
│Comments(1)
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タケミナカタの神は、天照大神からの使者・タケミカヅチの神と戦いますが、恐ろしい力の持ち主の・タケミカヅチの神に投げ飛ばされます。タケミナカタの神は諏訪湖まで逃げ、追ってきたタケミカヅチの神に、信濃の土地からよそへは一歩も踏み出しませんのでと許しを乞います。このような経緯で国譲りが行われました。
そして、天照大神の孫、即ち、天孫のヒコホノニニギノミコトが三種の神器(勾玉・鏡・剣)を持って、高千穂の峰に降臨し日本を治めていくわけですが、古事記ではこの後も波乱万丈の物語を展開していきます。
なお、タケミナカタの神のミナカタは「水潟」で諏訪湖に縁のある名で諏訪大社上社に祀られている神。タケミカヅチの神との力くらべは、諏訪大社に伝えられる相撲神事(相撲は昔、稲の豊作を願う儀式)がもとになったといわれています。さらに、後に日本の国技となる相撲の起源とされているそうです。
国譲りではタケミナカタの神が負け犬になっていますが、これは天孫系を主役とする神話編者・中臣氏が自らの祖神であるタケミカヅチの神の勇武を高めるためにタケミナカタの神をだしにしたという説が有力だそうです。