2008年06月09日
竹の秋
農地里山の景観

日毎に緑が濃くなっていく里山で、竹だけが色あせていく。


産みの疲れだろう。
ゆっくり休んで、来年も美味しい竹の子を産んでください。
撮 影 日 2008年5月9日
撮影 場所 成合東の町 (地図)
投 稿 者 永野晴朗
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Posted by 高槻市
at 08:03
│Comments(5)
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色あせた竹を見る目が変わりました!
これからは、お疲れさまって言いますね (^^♪
には母親と筍採りに行った記憶が今でもあります。
最近は竹が増えすぎて悪者扱いにされていますが人間の身勝手かも知れません。
竹も生きる為必死でしょう
詩的でありながら、今の里山が抱えるものを、
ピタリ言い当てていらっしゃるように思います。
(考えすぎですか?)
竹類の葉っぱは、5月から6月に紅葉して落葉するそうで、その時期を「竹の秋」と言うらしいです。
筍が大きくなった後のこの時期に、まるで、子供を育てた親の竹が、自分の役目を終わって枯れていくようにも見えますよね。そして、新緑の森に竹だけが紅葉している様を「竹の秋」というらしいです。
あと、この竹林は綺麗だと思いますが、高槻でも、ところどころで、荒れている竹林を目にすることが多くなってきたように思います。
竹林は、よく、地震のときは竹林に逃げろ!といわれます。
でも、管理されない竹林は高密度化が進み、最悪は地下茎が枯死し、浅い根になり、土壌侵食や土砂崩壊の危険性が高くなるようです。
竹林は綺麗ですが、手を入れないとしっぺ返しも怖いようです。
参考:http://www.pref.kagawa.jp/kankyo/midori/tikurin/2_seibi/2_seibi.htm
竹は生まれたときは筍(たけのこ)で食糧になり、成長はその漢字が示すように旬(しゅん=10日)で竹になる早さがあります。2~3年も経てば腐りにくく、しなやかな竹材になる優秀さです。
竹は古来より様々に利用され暮らしの必需品でしたが、安い石油製品の台頭で利用されなくなりました。
近年、竹炭や竹酢液など新たな利用が注目されています。この活動が広がり、雑木も適度に間伐されると、里山が蘇ってくると思いますが…。
私の実家のような田舎でも、里山は一切利用していないようです。土地の所有者では管理できない状態になりました。難しい問題です。