2007年10月03日
実りの秋
農地里山の景観


田んぼのお守りの、ファッションショー
撮 影 日 2007年9月20日
撮影場所 上牧町5丁目(地図)
投 稿 者 角南開子
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Posted by 高槻市
at 08:58
│Comments(8)
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もともとは、田んぼを狙うカラスなどを追い払うために案山子を置かれているのでしょうが、田んぼの近くを通る人などを意識して、案山子作りも楽しんでされている感じがします。
なかなか日ごろ目にすることができない風景ですが、このように目で季節を楽しめる場所をこれからも高槻に残していきたいと思います。
もう秋ですね。
中秋の名月にお月見をしましたが、夜風がひんやりいて、しみじみと秋を実感しました。
時々使わなくなったCD(写真の案山子も首からぶら下げていますが)などをつるしているものも見かけます。鳥除けの一つなのでしょう。
小さい頃は大きな風船がぶらぶらしていたりしていたのですが、身近な物を使っていく農家のアイデアに関心しますね!
もう秋ですね!
食欲の秋、読書の秋、芸術の秋、運動の秋・・・
いろんな事に活発になる季節がやって来ました。
『秋』という字は、米や麦の取り入れのようすを表す字で、
禾は、米や麦の穀物を表し、右側は、それを束ねた様子だそうです。
遠い昔から、稲穂が垂れるこの風景が、日本の秋を象徴する風景なんですね。
よく見ると、この案山子はCDの首飾りやペットボトルの体など、現代物で作られているようです。
案山子も時代と共に、変化しているようです。
そもそも案山子はからすなどに対して人間がいるように見せかけ、追い払うために立てられたもののようです。
でも、カラスも賢いので、動かないと見破ると寄ってきます。そのため光ったり動いたりする案山子が考案されているようです。この案山子はそのひとつですね。(もちろん、ファッションショー的な要素もあるのでしょうね。)
のどかに見える景色の中で、実りの秋に繰り広げられる人間とからすの知恵比べですね。
作る側がわずらわしく思うのか、それともスズメたちが賢くなったのか・・・・
昔は、案山子は竹や藁でできているのが多かったと思うのですが、今はいろんな案山子がいるようです。
日本の棚田100選にも選ばれた長野県上田市稲倉(いなぐら)のでは、かかしまつりがあってとてもいきいきとした案山子たちが棚田の秋の風景を引き立たせています。↓
http://sinanozi.hp.infoseek.co.jp/inakura.html
ちなみにこの上牧町の案山子たちは、長い棒板(?)でつくられていて、ネジでしっかり留められていました。
そうそう、案山子たちの立っているたんぼ、上牧小学校の子どもたちが稲を育てている田んぼだそうですよ。
どうりで、かわいい案山子だと思いました。
上牧小学校のみなさん、稲刈りがんばってくださいね!
おそらく、小学生が着物を着せたのでしょうね。
いま、子どもの「教育」をめぐる議論がHOTですが、子どもに農業体験や自然体験をさせることの重要性があちらこちらで、言われています。
この上牧小学校の子どもたちが、一生懸命育てて、稲を刈り取って、そして、そのご飯をおいしくたべてほしいな~と思いました。
自分で、一生懸命育てたものをいただくっていうのは、決してお金では買えない大きな喜びだと思います。
(参考)教育再生会議2次報告
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sy200706010307.html