2007年08月16日
手入れされている森
農地里山の景観
手を入れている森は、光が土壌までいきわたります。
撮 影 日 2007/7/18
撮影場所 中畑(地図)
投 稿 者 平井友美
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Posted by 高槻市
at 09:04
│Comments(7)
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森のひんやりした空気が写真から伝わってくるような気が
します。
最近は、里山の森の手入れをする人が減ってきて木が生
い茂っている森が多いそうです。
こういった手入れされた森は貴重な存在になりつつあるよ
うですね。
私は、里山といっても、竹やぶの山しか経験がないのですが、木を切ったり運んだり、平地では簡単なことでも、少し勾配があるだけでほんとに体力が要ります!
次の日は、もちろん、筋肉痛ですヨ(笑)。
今は、さみしいことに、それだけ労力をかけても、経済的にはあまり恩恵を受けられないのが実情のようです。
それでもまだ、私の母が高槻へ嫁いできたころ(30ン年前?)には、まだ山へ木をとりに行き、庭で薪わりをし、お風呂にくべていたそうです。
自然の木々には心がいやされますが、「お財布」もいやしてくれないと、守りつづけるのは難しいのかもしれません。
この写真を見ると、間伐された木がそのまま寝そべっていますよね。
昔は、間伐材も建築現場の足場などに多く使われたようですが、いまは、使い道があまりないので、このように、伐採した現場において置くことが多いと聞きます。
そんな間伐材を使って木に親しんでもらおうと、高槻の「森林観光センター」では、間伐材でクラフトをしたりできるメニューもあります。
木のぬくもりのあるクラフトとてもいいですよ。
http://www.o-forest.org/c_about.html
ペットを捨てるより、ひどいですよ。
未整備の人工林がもたらす環境破壊と、災害は甚大ですからね。
間伐も、光が十分入るように、木々の感覚を十分とらないと、すぐに葉が茂って、日陰になりますね。
それでは、土はまた丸裸です。
間伐した木は、作業用の通路を確保しながら、掛かり木だけ、処理して、そのままにしておくほうがよいです。
土砂の流出を防ぐのと、地面の立体化と空間が、野生動物には都合がよいです。
日当たりを良くして、低木や、草がすぐにでも育って、早く土を覆わないと、人工林の土は流れて、砂防ダムのお世話にならなくてはなりませんね。
土の層の少ないところでは、すぐに岩肌の山になります。
気の遠くなるような時代を経て、出来た土が、瞬く間に流れ去って、美しい渓谷の岩や石の隙間は土に埋まります。
渓谷の生き物も減少したり、変化します。
全人工林の早急な正しい整備を期待します。
昔は、ヒノキや杉で生計がなりたったし、間伐材も高く売れたので、山は手入れをされたし、薪で風呂も沸かすなど、人の生活と山が密接に関わっていたから、山が守られたと思います。
でも、いまは、林業では生計も成り立たないし、生活とも山が離れてしまった。そして、誰も手を入れなくなった人工林がすごくおおくなってきています。
でも、人工林が荒れている現実には、山を持ってらっしゃるいる人たちも、すごく心を痛めています。このまえ、お話した方も心ぐるしそうにそうおっしゃっていました。
ぼんさんからご紹介いただいたような「現実」を少しでも多くの人たちが共有して、今の時代にいかに森を使っていくことを考えないとだめだと私も思います。
(参考:大阪府林業構造と林業生産の動向)
http://www.epcc.pref.osaka.jp/kannosomu/nenji_doko/H15/3/3-2.pdf
海や川も同じですね。
様々な関係の根幹になるものを、滅茶苦茶にしたまま放ってはおけませんね。
これが、日本人の生きるためのひとつの方法だったかもしれませんが、土台がはっきりしなくなっては、考えが混乱しますから、やはり、早いところ、修正してほしいですね。
このあたりは、人類共通にならないとね。
いくら、市庁舎や街をアスファルトやコンクリートで綺麗に飾っても、山をみれば、民衆の真理を捻じ曲げてきた汚れた本心がバレてしまいますものね。
どこかに、無駄なお金はあまっていないのでしょうかね?
例えば、市庁舎をプレハブ建築ですませるとか・・・・・
大量人殺し用の道具作りを世界中でいっしょにやめるとか・・・・・・
私たちは環境破壊のツケの大きいことを十分学んだはず。
イタイイタイ病・喘息・アレルギー疾患・消えた(減少した)魚介類・etc。
そして、農薬まみれの輸入食材が日本人の命を保つ情けない国に成り下がりました。
食料自給率40%(カロリーベース)。恐ろしい数字です。
食料自給率upが喫緊の国政課題でなければなりません。
それには、環境改善が急務。
環境改善は源から。川上から。里山から。「手入れされている森」
を野火のように広めることだとおもいます。
見てくれよりも、安全で美味しい食材を選ぶ賢さが消費者に求められています。
今の消費生活は「天に唾する行為」であることに一日も早く覚醒することだと思います。