2011年06月20日
芥川の話パート1
河川・水辺の景観

年間降水量1500ミリ高槻の面積105平方キロ、この水を大阪湾に導いているのが芥川。
芥川流域面積53平方キロ、高槻市内の半分。安威川の流域面積165平方キロ、安威川は芥川の3倍の川です。
ちなみに保津川の流域面積2300平方キロ、つまりそれだけたくさん水が流れているということです。
それでは芥川に一秒間に流れている水は毎秒何リットルでしょうか?

答えは
1.5メートル(深さ)X53000000平方メートル=79500000立方メートル(年間降水量)
一年は365日x24時間x60分x60秒=31536000秒
79500000/31536000=0.252立方メートル毎秒
つまり平均252リットル毎秒の水が流れているのです。毎日同じ量が流れていないのはご存知のとおりです。
雨の日は100倍以上です。
例えば北部の20平方キロで一時間100ミリの雨が降ったとしたら、芥川の水量は
0.1メートルx20000000平方メートル=200000立方メートル
一時間x60分x60秒=3600秒
200000/3600=55.5立方毎秒
平時の222倍の水量です。大雨のときはこんな感じです。しかもそのときは前日から降っていたりするのでこれ以上かも知れません。ちなみに原子力発電所で二次冷却に使われている海水は毎秒50トンと言われています。芥川の水の量の一番多いときの量の海水で冷却されています。
もし芥川で水遊びをされるなら、雨上がりの翌々日がお勧めです。
水はきれいし水量は豊富です。つまり、晴れの日が続くと毎秒250リットルから減っていきます。
撮 影 日 2010年9月5日
撮 影 場 所 原(摂津峡)(地図)
投 稿 者 中川修一
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Posted by 高槻市
at 09:00
│Comments(4)
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今はときどきするハイキングコースになっています。夏は歩かないので、この情景をとても懐かしくおもいました。今でも泳ぎに来ておられるのですね。
私がよく行ったのは下の口のあたりですが、上の写真は原となっているので違う場所ですかね。その頃の下の口はかじかが鳴いていて、かじか荘という料理旅館がありました。