2007年03月22日
運河の花
河川・水辺の景観


この写真は、以前応募した、「運河に咲く」のパート2です。
さくに描かれた花模様が運河にも映え、高槻の景観として印象に残ります。
高槻市の施設なので、ほかの場所でも見かけられるのではないかと思います。?
撮 影 日 07,03
撮影場所 天川町(地図)
投 稿 者 森田栄
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Posted by 高槻市
at 02:32
│Comments(8)
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114kmといえば、高槻から西へ向かうと姫路を越えて赤穂の近くまでいける距離です。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/dourokasen/miryoku-suiro/index.html
水路は、昭和40年代に農地から宅地へと変わって、一時期は家庭雑排水の放流などから、『どぶ川』と呼ばれて嫌われもんになってしまいましたが、このごろは、そんな嫌われ者の水路をうまく修景施設として利用しようとする動きが全国でおおくあります。
特に、近江八幡市の「八幡堀」は、みんなで再生していっています。
http://www.rmc.ne.jp/medialub/hachiman/default.html
水との関わりのなかで人間の生活を見直していく取り組みだと思います。
この水路でも、天川住宅側のベンチに座って眺めたときもとてもいい感じがするものです。
そういえば、宮野町の水路(桜で有名な?)もいろいろ工夫されているみたいですよ。
柵に工夫がある、なしはいったい誰が決裁しているのか・・・不思議ですね。
建築関係で、工事中等の防音・遮音壁なんかも、最近は工夫されているみたいですが、ちょっと手を入れるだけでも、違うものなんですね。
ただ、川岸が人工的な感じがするで、自然の石垣などが使われたら、また違う印象を与えるのかなと思いました。
水路の整備については、以前は安全面だけを考えていたようですが、最近では、生態系や景観に配慮して行われているようです。
http://www.maff-kyushu-nn.go.jp/new/17/jigyou/jig04.html
ツタの葉が描かれているものや、地元の子供たちの作品が書かれているものもあります。
工事期間が長ければ長いほど、このような工事の仮設材も街の風景になりますからね・・・・
そういえば、スペインのバルセロナでは、大通りの外壁工事をする際には、外壁と同じ模様(?絵)をプリントされた養生シートを使って、工事中もその外観を壊さないようにしています。
水路に沿った景観をどのようにしたかったのか、私には今ひとつ伝わってこないし、背後の住宅地とのなじみという点でもどうなのでしょうか。
「寂しいから絵でも描いておけば喜ばれるだろう」と単純に考えてしまうのは公共事業のおごりだと思います。
運河に咲くパート1と比べてみなさんはどのように感じられますか?
http://takatsuki.osakazine.net/e20027.html
確かに印象には残りますが。
でも、一工夫することは大切なことではないかと思います。
ただ、機械的に(効率的に)処理してしまうのではなく、一つ手を加えること・・・。
何か、新しいことを企てる可能性があるのかもしれません。
写真が、ないんで申し訳ないんですが、東大阪市の中央環状線と308号(だったと思いますが)の交差点で、子供の絵を並べて掲示していたように思います。トラックが多い渋滞する交差点で、子供や親は危険で絶対来ないようなところに、何で・・・と不思議に思いますが掲示されています。
でも、通るときに心和みます。
尼崎の阪神電車の高架下でも、確か展示会のような感じで子供の絵を掲示していいたのをみた様に記憶しています。
こんなところよりも、もっと違うところに・・・と考えて皆さんが動くことのきっかけになる・・・とか、この場所をもっと素敵な場所に・・・とか思うことのキッカケ作りになるかもしれません。
せっかく工夫してくれた水路の柵にマッチした花や木を・・・と考えていくのも楽しいんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。
私が問題だと思うのは、この絵とこの「場所」との脈絡が感じられないからです。
景観づくりは「場所性」(その場所らしさ)を高める行為であるべきだと思います。
どうすればもっと良くなるのか、みんなで思いをめぐらせるのも楽しいですね。
「水路の柵にマッチした花や木って?」
「この場所ではどんな柵がいいのかな?」
また、手を加えれば手を加えるほど、モノでも人でも、すごく愛おしくなると思いませんか?
こういった場所も、どうやったらいろんな人が手を加えていくような場所になるのか考えたいと思います。そうすれば、その場所は愛してもらえる。
ちなみに、このブログにも、木戸さんがご紹介していた「壁画」の事例も載っています。九中の生徒さんが書かれているようです。
<原大橋の壁画>
http://takatsuki.osakazine.net/e20024.html