2007年01月16日
アジャリの森
寺社の景観
市街地の中に、周りを田畑で囲まれた鎮守の森があります。(JR摂津富田-高槻間で南側の車窓から良く見えます) 【航空写真】
中には津之江の鎮守である稲荷神社が奉られています。
この付近一帯には、津之江南遺跡が広がっていて、旧石器時代から鎌倉時代までの遺跡が近年になって発掘されています。
撮 影 日 平成19年1月15日
撮影場所 津之江北町(地図)
投 稿 者 文化財スタッフの会 散策部会
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Posted by 高槻市
at 09:24
│Comments(7)
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緑のかたまりがモコモコしていて、おもしろいですね。京都の伏見稲荷を思わすような、赤の鳥居が連続しています。
でも、なんで、アジャリって言うのか知っていますか?
不思議な名前ですね。
神社の看板によると~~~
大河内値味張(おおこうちのあたい あじはり)という豪族が農民を遣って、田を耕していた事から、
あじはり ⇒ アジャリ ⇒ アジャリの森
となったみたいです。
外から見ても、この部分だけ切り取って持ってきたように見えます。
以前はもっと広範囲だったのでしょう。
貴重な空間だと思います。
この神社へ行くとほっとして、森林浴みたいにいい気持ちです
神社の周りの田んぼも、このこんもりとした神社の森を生かしていてすごくいいと思います。このような神社や遺跡のまわりの田んぼは大変だけど、のこってほしいと思います。
田んぼが回りにある「鎮守の森」の景色、ぜひ残していきたいとおもいました。
【参考:水田に囲まれた鎮守の森(篠山市)】
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Sasayama1.JPG
稲刈り前の今の時期に神社の北側を通ると、黄金の稲穂の海に浮かぶ杜といった印象で、高槻の隠れた宝というべき風景だと思います。
津之江2丁目に住んでいた頃、この森の近くの畑を借りていました。
アジャリの森の落葉を家族皆で運んで畑の堆肥にしたことでした。
筑紫津神社では子供を遊ばせました。
我々は小さい自治会でしたが、例祭にはお神酒を献上しました。巫女が舞い、大きなお釜で沸かした湯を榊で散らしてお祓いをししてくれました。初めての経験でした。
津之江では水害にも遭いましたが、それもいい経験でした。自治会活動を通じ、地域のことは、まず、自ら治める覚悟が大切ということを学びました。
こどもたちが幼稚園に通って「きょうはアジャリノモリに行った」と報告したとき、どこ?それ?なに?その名前と不思議に思いました。
電車に乗ったとき、「あー、あれがあじゃりの森か」と見ていましたが、まだ行ったことがありませんでした。今度行ってみたいと思います。