2007年01月09日
棚田に残る案山子
農地里山の景観

市バスの萩谷バス停を降りると、静かな佇まいを見せる、山間の農地と集落が見えてくる。
この案山子達はこの秋の稲刈りを済ませて、役目を果たした案山子たちです。田圃も12月になり荒れていますが、名残の案山子たちがいました。

「戦い済んで、日が落ちて」の感じがありました。来年の秋に、また来て見ようと思わせます。
撮 影 日 平成18年12月2日
撮影場所 萩谷(萩谷・市営バス終点バス停付近)(地図)
投 稿 者 林敏夫
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Posted by 高槻市
at 13:12
│Comments(5)
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<戦友>の歌詞を有難うございました。
しみじみと戦友を思う心が、不思議と<軍歌>の匂いを感じさせませんね。
時代は移っても、古希を迎えた私には、私に先立っていく友人が多くなりました。そのつど、この<戦友>の歌詞が偲ばれます。
そもそも、なぜ“かかし”って、言うんでしょうか。
調べてみたところ、「カガシ」とも呼ばれ、獣肉を焼き焦がして串に通し、地に立てたものもカカシと呼ばれるためみたいです。
これは嗅覚による方法であり、これが本来の案山子の形であったと考えられています。
それでは、なぜ「案山子」って書くのでしょうか。
調べてみたところ、「鹿驚」という表記もあるみたいです。(鹿を驚かす?)
でも、「案山子」の字をあてはめる理由は見当たりません。
不思議な文字ですね。
いろいろ見てたら、こんなサイトを見つけました。いろんな案山子が見れますよ。
「案山子保存会」
http://www.geocities.co.jp/Broadway-Guitar/5273/kakashi_top.html
確かに、昔ながらの案山子はあまり見なくなりましたよね。
最近は、巨大な目玉を模した風船などを見かけたりします。これも、大きな目を恐れるという動物の本能を利用したものだそうです。
田端を狙うカラスなどにも学習能力があって、動かない案山子は無害なものと認識されてしまうため、風やその他の動力によって不規則な動作をするものや、銀色のテープを多数吊り下げることで、きらきらと光り鳥獣を威嚇する効果を出すもの、爆音を用いて威嚇する装置など、様々に工夫がされているそうです。
人間とカラスの知恵比べですね。
「戦友」のうたは、おじいちゃんが時々口ずさんでました。
はやしさんのコメントで「ピン」ときちゃいました。
あと、戦後の、「外地引上同胞激励の午後」で使われてたと聞いたことがあるのですが、「みかんの花咲く丘」もすきです。
景観は人の思い出や記憶と密接に関連しています。歌も一緒で、「戦友」や「みかんの花咲く丘」を聞くと、おじいちゃんとあそんだ、家の近所が思い出されます。