2006年09月16日
玉川の里
歴史が偲ばれる景観

普段何気なく通っている、「玉川の里」は、実はとても歴史のある土地だと知りました。皆さんも是非一度尋ねてみてください。
撮 影 日 2006.09.13
撮影場所 玉川2丁目(地図)
投 稿 者 石井智子
↓ランキングに参加してます☆今何位か見て下さいね♪

Posted by 高槻市
at 16:18
│Comments(6)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
季節ごとに様々な楽しみ方のできる場所ですよね。
普段、表面的なことしか見てませんが、
歴史をおっていくと、またいろんなことがあるんでしょうね。
以前とは違った視線で、また行ってみようと思います。
1000年近く前(!)の後拾遺和歌集(ごしゅういわかしゅう)に「卯の花咲ける玉川の里」として出てくる歌枕なのですね。
半端な歴史じゃないです。
今週末まで見ごろだそうです。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/photo/kijineta.html#unohana
「卯の花や 暗き柳の およびごし」という、松尾芭蕉が句を読んだ場所だそうですね。
卯の花が夜目にも白く咲いていて、その傍らにある柳は暗くくねって、腰をひねっている。
卯の花の清楚さと、柳の経験豊かな姿を擬人化して表現したものだそうです。
川沿いには、この句の句碑が建っています。
玉川沿いに、すこし 奥へ入ったところに
昔 小さな沼と神社がありました。
沼の前に、芭蕉の句が書き遺されていました。
現在では、沼は住宅地に代わり 神社は取り壊されました。
子供のころ私たちの遊び場でもありました。
当時は、まだ 玉川に江戸時代頃から放置されていた
木船も川に沈んでいて 見られることもできましたよ。
樹齢300年の木も、現在の石碑からすこし 奥に歩いたところにありました。