2006年12月11日
道から見た風景
街路の景観

今年は例年よりも紅葉の時期が遅かったようですね。
奥に見える摂津峡の山々も緑、赤、黄色が混ざり合い、とても綺麗です。
その土地のイメージは、電車の窓からの眺めや車に乗っている時、歩いている時や自転車に乗っている時など、移動中の眺めで決まってしまうような気がします。
来訪者にとっては電車や車の車窓からの眺めが、「高槻のイメージ」そのものなのでしょうね。
北海道から始まったシーニックバイウェイという動き。
道路から見た風景を大事にしようという取り組みです。
撮 影 日 2006年12月2日
撮影場所 塚脇2丁目(摂津峡大通り)(地図)
投 稿 者 高麗
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Posted by 高槻市
at 13:14
│Comments(6)
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たぶんその後ろは田圃なので、住民が関わるのは難しいかもしれませんが、市民も入って高槻市ならではの道路景観になると「なるほど」と思いますよね。
歩道の植栽をみると、おっしゃるように、赤色の花が咲いていますね。手入れされているようですが、何の花でしょうか?何かのイメージで統一されているのでしょうか?
最近は、歩道の植樹帯の種類を市民が選んだり、手入れを市民に任せるような動きもあると聞いたことがあります。
(国道だったかな?)
Scenic bywayは、Secnic(景観のよい)、byway(脇道、寄り道)といった意味の造語とのこと。
主に自動車の走行する道路からの視点での、道路景観をつくっていく取り組みで、1980年代後半にアメリカ合衆国で提唱、法制化されたらしいです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A4
車で高槻に来る。車に乗った人の視点で景観を考えることは、そういった人にどういった高槻の印象を持ってもらうかということを考える上で重要だと思いました。
この道は「摂津峡大通り」http://www.city.takatsuki.osaka.jp/db/dourokasen/douro-meisyo/index.html
と愛称がつけられていますが、私の中では「沢蟹通り」です。
http://www.pref.osaka.jp/kotsudoro/adopt2/index.html
アドプト(adopt)っていうのは、養子にするという意味でこれまで行政(実親)が一切を管理するのが当然と考えきた道路や川を、地域の皆さん(養親)に養子としてかわいがってもらおうというプログラムだそうです。単に大事にではなく、「子供のように」っていう言葉の選び方が素敵ですね。
本題ですが、道路から見た風景って面白い視点ですね。そういえば、川から見た視点を体験してみようという川下りの企画を聞いたことがあります。道路から見た風景をみんなでわいわい話しながらドライブするのも楽しいかもしれませんね。
ふじいさんへ
街路樹(低木)はベニカナメモチという木で、生垣などに使われることが多いです。
上ひらさんへ
シーニックバイウェイは、日本風景街道として国土交通省が力を入れ始めています。近畿地方建設局のHPでも紹介されています。
http://www.kkr.mlit.go.jp/road/index.html
おがわさんへ
アドプト・プログラムは徳島にいるときに、吉野川河川清掃に参加したことがあります。グループ毎に定められた区間の清掃を行います。この時、吉野川の管理は国で、ゴミの処理は徳島市が担当していたものですから、手続は国の事務所へ、ゴミ袋は市に取りに行くという、縦割り行政の限界を感じたことを覚えています。
会社のメンバーや関連企業の方、その家族で力を合わせて清掃、その後、そのままバーベキューへ・・・・・など、楽しかったことを覚えています。
この道路はアドプトの指定がされていませんが、近くの自治会が定期的に清掃しています。