2009年06月05日
富田の新名所
歴史が偲ばれる景観

富田の郷先賢と言えば、わたしの身においては、まず江戸時代では入江若水(いりえ・じゃくすい 1671-1729)、現代では天坊幸彦先生(てんぼう・さちひこ 1871-1955)ということになっている。

ところで、5月30日(土)に富田でもう一人別の郷先賢を顕彰する石碑(生誕の地碑)の除幕式が挙行された。普通の人には、入江・天坊の両先賢よりもその第三の偉人の方がずっと親しく感じられ、きっとなじみも深いことだろう。
その第三の偉人が次々と日本中にはやらせた言葉にこんなのがある。
「一億総白痴化」 「駅弁大学」
「口コミ」 「恐妻」
「太陽族」 「男の顔は履歴書である」 etc.
昭和10年代生れの人、あるいはそれより年長の方々ならば、これらの造語が当時の次々と変わってゆく世相を写す巧みな流行語になったとする歴史的評価にいささかも異論はなかろう。
「マスコミ界の帝王」とも称された第三の人、その人の名は大宅壮一(おおや・そういち 1900-1970)。
黒い碑面には大宅氏が愛したという箴言が心やすい書体で白く刻まれている。説明板の文を読むと大宅氏の筆跡を写しているとのこと。
《 美しいバラの花は野茨の根の上に咲く 》
撮 影 日 平成21年6月1日
撮影 場所 富田町6丁目((市バス「富田校前」)近く)(地図)
投 稿 者 小松康男
↓ランキングに参加してます☆是非一日ワンクリックお願いします♪m(__)m

Posted by 高槻市
at 08:36
│Comments(1)
この記事へのトラックバック
昨日5月30日、「マスコミの帝王」大宅壮一顕彰碑が、大阪府高槻市冨田(とんだ)町6丁目の生家近くの府道わきに建立されました。
「大宅壮一顕彰碑」! 生誕地富田に建立【日々是好日 とっつあんの雑記帳】at 2009年06月05日 11:11
これは何の工事中だと思います??? 画像にマウスを乗せて下さい。
それは以前ご紹介した、5月30日に除幕式が行われる 大宅壮一さんの顕彰碑 でした。
顕彰碑には、三女で評論家...
除幕式まであと少し・・・【kikoがスタート】at 2009年06月05日 11:40
&
戦後の日本を代表する
ジャーナリストの 大宅壮一 さんは
高槻市富田町生まれだったのです!
左の記事が26日の新聞に掲載されてました。
←をクリックすると別枠で画像が表示されま...
え〜っ! 富田町生まれなの・・・【kikoがスタート】at 2009年06月05日 11:43
この記事へのコメント
投稿者:kiko
TBありがとうごじます。私もTBさせて頂きます。
3月26日の新聞に「大宅壮一顕彰碑」の記事が
掲載されてから気になってました。
除幕式の数日前に見た時は、工事中だったので
殺風景なものでしたが、バラの花も植えられて
立派な顕彰碑になりましたね~(^^♪
2009年06月05日 11:58
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。