2008年11月30日
高槻国境:両国橋と三国橋
河川・水辺の景観
ここは、樫田の入り口「出灰」。両国国技館で有名な「両国」、実は、高槻にも「両国橋」があります。丹波の国と山城の国の二つを結ぶ橋なので、そういった名前がついているそうです。いまでも、右上の標識のとおり、大阪府と京都府の府境になっています。
↑写真はクリックすると拡大します(絵図も詳しく見れます。)
橋の前には、喫茶と雀荘の「両国」がありました。そして、このまえこのブログで紹介のあった、出灰バス停にある「出灰伝説絵図」がありました。
また、市街地よりすこし早い紅葉が綺麗でした。


また、両国橋の少し南、府道から少し西に入ったところに「三国橋」があります。ここは、摂津の国と丹波の国と山城の国の3つの国の国境にかかる橋だからそう名づけられているそうです。昭和34年に竣工したとあります。ちなみに、aikoさんの三国駅がありますが、国境ではないようです。


橋の上からの渓流はなかなかの眺めでしたが、おそらく、「三国橋」と書かれているであろうところは、倒れてしまっていました。
撮 影 日 2008年11月9日
撮影 場所 出灰(両国橋)(地図)、(三国橋)(地図)
投 稿 者 ええとこブログ取材チーム
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Posted by 高槻市
at 08:08
│Comments(4)
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三国橋の地図を見ると三つに色分けされているように見えます。
摂津の国は原、丹波の国は樫田、山城の国は京都府なのですか?
橋の名前の言われは、樫田の歴史を物語っているのでしょうか?
確か京都から大阪に越境合併されたのが50年前と聞いています。
樫田にお住まいの方は、亀岡に買い物に行く方が便利とお聞きしたことがあります。
以前は、市バスで亀岡まで行けたように思うのですが、何だか、三国橋を隔てて
今でも別の国という意識があるのでしょうか?
何だか「昭和34年竣工」の文字、意味深ですね。
わたしは、樫田はずっと高槻と思っていたのですが・・・
樫田はとってもいいところなので、もっとバスで気軽に行けたらいいなぁと思います。
このブログで樫田の魅力をもっともっと紹介してほしいです。
三国橋の写真が特に好きです!
「マディソン郡の橋」が高槻にもあったのか?!と思ったほどです。
もちろん私のイメージです。本当のマディソン郡の橋は屋根つきですから・・・
もしも私の家にカメラマンが訪ねてきたらこの橋を案内しましょう。
http://www.geocities.jp/ujinakimaro/MAP-4.jpg
確かに、樫田の南側に国境があるような・・・。
あと、この記事を見てちょっと調べてみたのですが、全国の国境には、『三国』という地名がついているのがすごくあるんですね。
(三国コレクション)
http://uub.jp/nam/mikuni.html
私は、以前大阪の淀川区に住んでました。それはあまり関係ないかもしれませんが、個人的には、aikoさんの『三国駅』、私も結構好きです。
あの、阪急の三国駅のすぐ北にも「三国橋」があるようです。しかし、この淀川区の三国は、ほんとに、国境とは関係ないようですね。
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=34%2F44%2F5.965&lon=135%2F29%2F8.143&layer=0&ac=27123&p=%B9%E2%C4%D0%BB%D4%C2%E7%BB%FA%BD%D0%B3%A5&mode=map&size=s&type=static&pointer=on&sc=3
NHK大河ドラマ「篤姫」、楽しませてもらいましたが、そろそろ終わりが近づいています。
徳川幕府を倒し、四民平等の世の中になりますが、明治10年、木戸孝允(桂小五郎)・西郷隆盛の死、11年の大久保利通暗殺ごろまで、政治の混乱は続いたように、歴史年表を見ると思います。
その時期に廃藩置県が行われました。当初は、それこそ藩の数ほどの県ができました。旧弊から脱皮し近代化を目指す難しさが伺えます…。
やがて、誰の功績か、住民の知恵か、現在の数に落ち着きます。
廃藩置県前。
☆摂津の国:現在の大阪府北部と兵庫県東部。
☆丹波の国:現在の京都府中部と兵庫県北部。
☆山城の国:現在の京都府南東部。
廃藩置県後。
☆大阪府:旧河内・和泉両国と摂津の国東部。
☆兵庫県:旧播磨・但馬・淡路三国の全域と摂津・丹波両国の一部。
☆京都府:旧山城・丹後両国の全域と丹波の国の大半。
と「日本史広辞典」に載っています。
それはさておき、国境はロマンを感じますね。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。…」
JR山崎駅のホームに、大阪府と京都府の境界線があるのを初めて知ったときは、ちょっと感動でした。
☆山ぎわのモミジがはらはらと落ちる夕暮れ、老境を迎えた男がホームに佇む。遠い昔の出来事を反芻するように…。
会社と寮の往復の暮らしに疲れたSは、ある休日、寮を一人出て今日も天王山に登った。眼下の三川合流を眺めていると落ちつくからだ。
そんな彼がY子と出会ったのが山崎駅のホーム。
彼女も寮生活がつまらなくて天王山に登ってきたという…。
こんな書き出しの小説があってもいいと思いますが(^^♪