2008年09月23日
国道沿いの謎の地蔵堂
歴史が偲ばれる景観
高槻警察署近くの国道北側歩道に、一応の結界(?)を与えられながらも、近代的な建物に押し出されそうにして建っている地蔵堂があります。
その由来を書いた説明板の文章が残念ながら意味不明瞭ですが、
①整地の折に掘り出された仏様(?)と、明治初期の廃仏毀釈で捨てられて流れてきた仏様を道祖神としてお祀りした。
②交通安全などにご利益がある。
ということのようです。
明治の初めには捨てられ、今は騒音と排ガスにまみれながらも、交通の安全をお守り下さっているお地蔵様に、心中密かに声援を送りました。
撮 影 日 2008年6月頃
撮影 場所 城北町1丁目(地図)
投 稿 者 岩崎健一郎
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Posted by 高槻市
at 00:04
│Comments(2)
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数年も前だったので、周りが少し変わったように思われます。
私が見た時には、説明板もこんなに立派なものではなくて
もっと小さい所に書かれていたように思います。
政治体制を一新するなかで神仏分離令が出され、江戸時代にも僧侶の堕落を指弾した排仏論に火がつき、地域によっては廃仏毀釈が徹底して行われたそうです。
このお地蔵さんも、そんな世相の犠牲になったんですかねぇ。惨禍をくぐったお地蔵さんですので、きっと守ってくれることでしょう。