2012年08月24日
移転決まった京大農場
市街地の景観
8月22日、けやきの森市民大学の京大農場講座に参加しました。
このほど、市、京大、URで、平成28年をめどに学研都市へ移転する協定が締結され、この講座も来年が最終とのこと。
全域が安満遺跡となっている農場跡地は、防災を兼ねた安満史跡芝生公園(仮称)に生まれ変わるといいます。
市民と直接関係がないといっても、都市の中心地にあって、ええとこブログにも再三登場するなど、存在感が大きかったこの農場がなくなることには一抹の淋しさをおぼえます。
直売コーナーでとれたての巨峰を買い求めながら、移転でナシやブドウの成木の運命はどうなるのか気になっていました。

風格ある本館は昭和5年(1930)落成

農場の先はJR駅前ビル群

ナシの権威だった初代農場長の伝統を受けて今も農場はナシ品種改良の根拠地となってきた

史跡公園予定地の彼方に安満山が続く
撮 影 日 2012年8月22日
撮 影 場 所 京大農場(地図)
投 稿 者 むかご
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Posted by 高槻市
at 09:00
│Comments(4)
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40年も近所に住んでいながら京大農場の移転はぜんぜん知りませんでした。
ずっと見てきた景色が大きく変わるのは確かにさびしいものがありますね。
私も写真をとってこようかな~と思った次第です。
跡地の活用について、紆余曲折が続きましたが、「(仮称)安満遺跡芝生公園」として、遺跡の保存・継承と防災機能を備えた、緑豊かな公園にするそうで、一番よい活用と喜んでいます。
しかも、その内容を市民参加で構想を練っていく由、是非これからの高槻を背負っていく若い方々の提案を期待しています。
高槻に住んで半世紀、「芝生」を「しばふ」と読むより、「しぼ」と読むようになっていましたので、「あまいせき しぼ こうえん」と読み、一瞬、あれっ、しぼ に公園ができるのかと、「広報 たかつき」を読みました。(^_^.)
さらに京大農場があることによって、近辺の高槻市民にどれだけのやすらぎを与えているかを考えると農場の移転は残念である。
跡地にどれだけ立派な公園が出来ようと京大農場を長年知るものにとっては
それは、どこにでもあるただの公園にすぎない。