2007年05月30日
新池遺跡ハニワ工場
歴史が偲ばれる景観
平成3年に国の史跡に指定された新池遺跡は古代のハニワ工場とされている。
人が古墳のなかに入る替わりに作られたとされる人および、人にかかわる物等を製造した釜、工房が復元され展示されている。
特に人々の表情は豊かでやさしく、これらの素晴らしい造形にしばし古代へ思いが馳せる景観である。
撮 影 日 07.5月
撮影場所 上土室1丁目(地図)
投 稿 者 森田栄
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Posted by 高槻市
at 09:03
│Comments(5)
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周辺は高層マンションが多く建ち並んでおり近代的な景観の中にうまくマッチングしているのではないでしょうか。
ここに訪れるとなんだかタイムスリップした気分になりますね。
先週はじめて子どもといっしょにハニワ作りに参加してきましたが、夢中で作っていたら半日があっという間でした。
昔の人たちはどんな思いでハニワを作っていたのでしょうね?
公園内は、とても綺麗に整備されていて落ち着きますし、子どももたくさん遊びに来ているようで、地域の人の癒しの空間として、利用されているのでしょう。
このような場所が、住んでいる近くにあるのは、うらやましいです。
この工場は、450年頃から550年頃までの約100年間操業していた、日本最古で最大級のハニワ製造工場跡で、主に、太田茶臼山古墳や今城塚古墳のハニワを焼いていたそうです。
そして、大きな古墳が築かれなくなった550年頃に、ハニワづくりも終わり工場も閉鎖されました。
また、「日本書紀」にも【摂津国三島郡埴盧】として記載されている貴重な遺跡だそうです。
「太田茶臼山古墳(茨木)」
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kankou/shiseki/keitaiten.html
「今城塚古墳(高槻)」
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/rekishi/kohun_imashiroduka.html
景観は、ある時期や場面だけを切り取って見るのではなく、少し長い目で見ることが大事なんだと思いました。
「頭と体が動いてこそ健康!頭でっかちじゃだめだし、体ばっかじゃだめ」。死んだおばあちゃんがいってました。
また、この「史跡新池埴輪製作遺跡」は、史跡今城塚古墳に追加指定されて、国の「史跡」にもなっています。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/rekishi/kohun_shinikehaniwa.html
子どもたちが楽しそうに、古代に触れることのできるところは、大切にしたいと、私も思います。
埴輪の顔もなんだか楽しそうに見えてきます。
http://www.ne.jp/asahi/hao/egg/haniwa/konan/konan.htm
http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=B07&processId=02&colid=J21428X