2007年05月18日
寿酒造
歴史が偲ばれる景観

富田に残る2件の造り酒屋のひとつである、寿酒造です。400年の歴史を持つ富田の酒造りを今に伝えています。

いまは、小さな蔵元かもしれませんが、清酒に、地ビール、梅酒、焼酎、そして酒粕を販売されており、我々に食の喜びと、食の大切さという心の有り様を教えてくれる。

経営も非常にご苦労されているだろうし、生活も不便なところがあるだろうなと思いながらも、富田に残るこのような食文化の創造基地を次代に残していければと思う。
撮影場所 富田町3丁目(寿酒造)(地図)
撮 影 日 2007.3.24
投稿者名 原春ニ
↓ランキングに参加してます☆是非一日ワンクリックお願いします♪m(__)m

Posted by 高槻市
at 09:15
│Comments(2)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
私は創業してまだ2年半なので、400年も続いていることが本当に素晴らしいことだと思います。
江戸時代の初め、富田には、24軒もの造り酒屋があったとききます(一説では27軒)。
富田の酒づくりは、関が原の戦いのとき、高槻城側は西軍に入りましたが、富田は東軍の徳川方に協力しました。
そのときの功績で、凶作で米が少ない時でも富田は、米を優先的に配分されて、酒がつくれたそうです。(由緒株というそうです)。
http://www.city.takatsuki.osaka.jp/rekishi/daiou/13.html
それから、400年。これからも、そして、いつまでも、富田には酒造りがあってほしいと思います。