2009年11月02日
昭和48年・西武デパート火災

忘れもしない、昭和48年9月25日。8時前だったか駅に向かう私の視線前方に黒煙が立ち上った。
「どこが燃えているのだろう?」必死で自転車をこぐ。近づくと何と開店直前の西武ショッピングセンターが燃えてる。震える手でシャッターを押した。
たくさん写したが、迫力に満ちたいい映像は新聞の一面を飾って今手元にない。

みんな呆然として火災を見つめている。新築の開店直前のデパート、近代化していく高槻の最初の象徴的建物、エスカレーターがつく建物ということで、期待いっぱいだったから、その焼失にはみんながっかりした。
おかげで開店は1年遅れになった。

芥川商店街の入り口で火災を見る人たち、不安な様子が見て取れる。そのときから36年が経過した。
今ここはアルプラの大通り。
撮 影 日 昭和48年9月25日
撮影 場所 白梅町(地図)
投 稿 者 古藤幸雄
↓ランキングに参加してます☆是非一日ワンクリックお願いします♪m(__)m

Posted by 高槻市
at 08:50
│Comments(5)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
ちょうど西武の前の道を隔てて祖母の家
があり当時、祖母に幼稚園の送り迎えをして
もらっていた僕は幼稚園に通う為に父に
祖母の家に送ってもらい、登園時間まで
祖母宅で時間を潰し、さあ、行こうかと外に出ると
真っ黒な煙が上がり始めており、その光景に
驚きと動揺を隠せませんでした。
日々、完成までの工程を目にし、オープンの日
を心待ちにしていただけに悲しくて仕方が無かった
事を上の写真を見ると思いだします。
今から10数年まえに、ABCテレビの日曜アサにOAされてた『メモリアル映像館』にて、「火災ニュース特集」というのがありましたけど、そのさいにこの西武高槻ショッピングセンターの火災も取り上げられており、なんでも6人が犠牲になったそうですけど、出火原因は工事関係者が、建物内の可燃物に放火したそうです。
因みにあの頃は、上方・大阪ミナミの千日デパート火災や、九州は熊本の大洋デパートの火災、そしてミナト神戸は大正筋商店街の一角にあった神戸デパート火災などをはじめとした、様々な大規模建物の特異火災が相次いでた故に、防災法令の更なる強化が推進されてたのを覚えてます。
参考に西武関連ですと、高槻の火災のちょうど10年前である1963年8月に、帝都・東京は池袋にある西武百貨店本店が、工事関係者による失火火災があり、定休日であったにも関わらず7人が犠牲になったのも記憶すべき事案であります。
以上をもちまして、私は失礼します。