2006年09月01日
京大農場
市街地の景観

京大農場は環境がとてもいいですね。風がやわらかく、緑もとても多いです。
お気に入りの散歩コースです。
撮 影 日 2006年7月30日
撮影場所 八丁畷町(京大農場)(地図)
投 稿 者 金子裕子
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Posted by 高槻市
at 20:09
│Comments(12)
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このような場所は、大事にしたいですね。
もっと多くの人にここを知ってもらい、訪れてもらいたいですね。
木造で階段の手触り(足ざわり)も素敵です。
農場内の農園もそうですが、この教室も市民がどんどん利用できたらいいなと思います。
並木がとてもきれいで、みんなが建物を写生しているのに、私ひとり一生懸命に緑の木立を描いていました。
今思えば、もっと建物を写生しておくべきだったかなあ。
はじめは、ここに写っている建物に興味があり、調べていました。でも建物だけではなく、天気のいい日にふらっと散歩をして緑を楽しんだりするのも良さそうですね。
何十階もの建物が建つすぐ近くに、こんなエリアがあるなんて贅沢ですよね。
美しい景観の維持には、やはり「手入れ」が大事なんですねえ。
私も今朝、銀杏並木に落ちていた他の犬の大きな排泄物を拾わせてもらい、農場の「手入れ」に微力ながらも参加させて頂きました。
この素晴らしい景観を、京大と共に一市民としても守り育てていきたいと思います。
◆京大農場(公式HP)
http://www.farm.kais.kyoto-u.ac.jp/index-farm.html
この景観は都市計画や政策で生み出されたものではありません。大学の農場ですよ。事業性が全く関係ないユートピアを取り上げて「こんな景観がほしいですよね」という議論は、会議の場では盛り上がると思いますが、実際の現場や都市政策にはフィードバックできないと思います。
イチョウ並木・蘇鉄・木造本館が醸し出す景観は、北摂の山並みを借景にして四季折々楽しませてくれます。
裏門への道から、古木を介してして見る本館の景観もいい感じ。
ここは三島地域での稲作発祥の地とされています。未来に向けて農業を研究する京大農場と、隣の安満遺跡グラウンドは、食文化の語り部的存在だと思います。
建学当時からくらべると、周辺が騒がしくなってきて研究がし難いかもしれませんが、この景観がいつまでも存在することを願っています。
むしろ、町家や里山、、、、そして、「近所の手入れ景観」など、都市政策でうみだされるもの以外のほうがおおくなっています。
また、その場所を大切にしている人が多いほど、その場所はキレイに保たれ、そしていい景観を生み出すのではないでしょうか?
多くの人の「大切にしたい」という気持ちを集めているのもこのブログをやっているひとつの意味です。
京大農場に関して言えば、ここの維持管理を行っているのは市民ではないでしょう。それを「大切にしましょう」というのはどういうことでしょうか。自分は負担しないが大事にしろという、よくある「住民エゴ」と本質的には同じでは?
農場は京大のものであること、維持管理は京大がやっていることは事実かもしれません。
ただ、私たちは散歩や散策の中で、この地域は素晴らしい場所であると実感していることは、皆が共感していることと思います。
この場所を、大切にしたい、市民の誇る景観であり残したい場所であると思う気持ちが集まれば、周りを動かすことが出来るかもしれません。
あらゆる歴史的景観や町並みは、個人や特定の方の所有物であることが多いんではないんでしょうか。
歴史的なものを大事に残していくこと、素晴らしい景観を苦労して組み立てていくこと、このひょっとしたら相反することをマッチングさせていくことが大切なように思います。
まずは、素晴らしい、誇るべき景観、残したい景観を皆に発信していくことがいいんではないかとおもいますが如何でしょうか。
高槻のこと本当にお考えいただいていてうれしいです。
で、HIDAMASUさんがおっしゃるように、単に要求するだけでは「住民エゴ」だと私も思います。同感です。
でも、ナショナルトラスト的に古民家や自然景観をまもったりされている方もいらっしゃいます。また、いくら行政が管理をやっているっていっても、ほんまに汗をかいている人は、市長でもなければ市役所のえらい部長さんではありません。
さらに、みんなが大切だと思っているところを粗末にする人は、人間がくさっているとおもいます。
少しでも、みんなが大切にしたいところを守っていくことこそ、まともな男やと思います。
「大切な景観を発信していくこと」、けっして無駄ではないとおもいます。