2009年09月29日
磐手杜神社と別所・雲峰神社の合祀100周年記念行事
歴史が偲ばれる景観

5月5日の磐手杜神社の例大祭は「安満の馬祭り」として高槻市の無形民俗文化財に指定されていますが、今年は他に100周年の記念行事が行われました。除幕式や奉祝稚児行列もあり珍しいので当日はカメラ持参でお参りしました。


↑布団太鼓 ↑稚児行列
高槻近郊の安満地区にある磐手杜神社は歴史の古い神社です。
安満は旧安満村、京大農場や安満遺跡から北へ、安満山までの一帯です。
付近には田んぼも見られますが、農家は減りました。
神社の伝承に曰く…666年に藤原鎌足が勧請し「安満神社」と呼ばれたが、後鳥羽上皇が訪れられた頃には「春日神社」となり社殿は壮麗だったとか。
安満は藤原氏の荘園だったらしい。


戦火で焼失し1622年現在の社殿を建立。
歴代高槻藩主に崇尊されたが明治44年(1911年)隣の別所・雲峰神社を合祀して現在の「磐手杜神社」に改称…。
それでこの9月22日に合祀100周年記念行事が賑やかに行われました。
神事と記念石除幕式、稚児行列、自治会員への記念品等。
高槻市長や市会議員、府会議員も神事と除幕式に参列、その様子を高槻ケーブルTVが撮影し報道されました。
撮 影 日 2009年9月22日
撮影 場所 安満磐手町 (磐手杜神社及び奥社(記念石))(地図)
安満中の町(安満公民館横)(布団太鼓・稚児行列)(地図)
投 稿 者 yukariko
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Posted by 高槻市
at 07:59
│Comments(7)
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奉祝稚児行列、かわいらしくて涙がでそうです(もう年でしょうか)
参拝者の裃のような羽織なども写真を見せていただき「へぇ~、へぇ~」と感心しています。
また、地元のお祭り等写真で見せてください。
・・・高槻のええとこブログに昨年「安満の馬祭り」が投稿されています。
http://takatsuki.osakazine.net/e103874.html
安満の方は幸せですね。
稚児行列に参加した子供たちは、大きくなって世界に羽ばたいて行っても、その時期がくれば故郷を思い出すことでしょう。
5月5日のお祭りは毎年楽しみにしてて可愛い子供神輿が家の前を通ってくれるので
それを見ては元気を貰っています。
こうして見せて頂くと安満に住んでる事がとても誇らしく思います、有難うございました。
これだけのことができるというのも脈々と伝統を受け継いでこられた安満のみなさまのご努力の賜物と思います。
あの素晴らしい衣裳は代々大切に保管されてきたものなのでしょうか?とても綺麗なので記念行事のために新調されたのでしょうか?
いずれにせよ、伝統行事を大切にされているお気持ちがひしひしと伝わってきます。
子供の頃からこのような伝統行事にかかわってこれるのは素晴らしいことでもあり、華やかさの裏に大変な努力があったのだとも思います。地域のみなさまの団結心がなければできないことと感服いたします。
ところで、枕太鼓というものも写真の太鼓とよく似ているのですが、どのように違うのでしょうか?
お祭りやこのような記念行事のためにずいぶん練習をされているのでしょうね?昔に比べると子供の人数も少なくなってきていると思いますが、熱心に練習に参加して伝統を引き継いでくれる子らがいるというのはうれしいことです。
yukarikoさん、素晴らしい写真をありがとうございます。
こんな写真でいいのかなあ?と思いながら投稿しました。
今回の記念行事と稚児行列一般参加は自治会からのお知らせで知り、
ご近所の孫さん達が出られるので、カメラ片手について歩きました。
とても可愛かったです。
安満の太鼓は枕太鼓ですね。間違って布団太鼓と書いてしまいました。
その違いについては「生國魂神社の枕太鼓」に詳しく書かれていますのでご覧ください。
http://www.k4.dion.ne.jp/~kinki/osaka/ma_ikutama_natumaturi.html
今38と35になる息子達は「安満の太鼓」に小学3年生から入り(三期生ぐらいだった)
高校生が指導員、高校を卒業したら大人扱いでお神輿の担ぎ手に廻ります。
だからもう30年ぐらい続いていますね。子供の親が当番制で世話をします。
風に乗って太鼓の音が聞こえてくると『お祭りも近いなあ!』と思います。
春休みは毎日午後、学校が始まると日曜の午後境内で練習し、おやつもあり
高校生の指導員が上手に遊んでくれます。
塾やクラブがあるからメインの高学年、中学生が止めてゆくのが悩みのようです。
また5/5の例大祭『馬祭』においで下さい。
若い世代にしっかりした継続の輪(&和)があったんですね。
学校では得られない、いい意味での縦社会で、子供たちは祭りのこと以外に、人間社会のルールも身につけたことと思います。
(私も二人の子供を縦社会のクラブのようなものに入れました)
ブログも拝見しました。このブログよりも大きな画面で、さらに臨場感がありました。
それにしても、鮮明で上手ですね。また、ええとこの紹介、お待ちしております。
太鼓のこと教えていただきありがとうございます。
やはり、小さい時からそれぞれの年齢に合わせて役割があるのですね。
子供も大人も年寄りもそれぞれに役割がありみんなでかかわっている。すばらしいですね。
また、機会があれば、練習風景や準備の様子なども教えて下さいね。