2008年09月17日
富田ビールまつりに行ってきました。
歴史が偲ばれる景観

ビール蔵びらきを記念したビール祭りにいってきました。(2月には酒開きがあります。)
富田は、江戸時代には良質な米、台地から湧き出る良質な水をいかし、最盛期には24件の造り酒屋がありましたが、今は2件しか残っていません。


寿酒造さんは、創業は1822年で、180年余りの歴史のある蔵で、住宅地の中に、昔ながらの佇まいでひっそりと建っています。


富田の地ビールは大阪で1番につくられました。
先日行われたインターナショナル・ビアコンペティション2008では見事入賞され、金賞、銅を受賞されています。
当日は、ビール作りの見学もでき、製造工程から苦労話等、楽しくお話をきくことができました。
その中で一番奥に目立たず、こっそりとあったのが焼酎ですが、大阪で焼酎を製造されているのはここしかないそうです。
昔ながらの酒造りの伝統を受け継ぎながらも、新しいことにも挑戦され、造り酒屋を守っています。
良いお酒を守るためにも、良い水を生み出す山、良い米がつくれる環境を守っていきたいですね。
撮 影 日 2008年9月13日
撮影 場所 富田町3丁目(地図)
投 稿 者 きたの
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Posted by 高槻市
at 08:02
│Comments(3)
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大阪府産の焼酎はここだけというのは初めて知りました。
近所にある寺社も初めて巡りましたが、三輪神社の美しい境内や本照寺の立派な伽藍に驚きました。富田ってすごいとこやったんですね。
そのような時代に、さして大きな町でもないのに、24軒もの造り酒屋があったということは、富田の環境がいかに酒造りに良かったかということだと思います。
私の家は農家でしたので、戦後の物不足の頃、祝い事があると家で酒を造りました。完成までの途中でお祖母ちゃんがよくチェックしていました。
小さい私も一緒にチェックしました。旨いなぁ~と思いました。そんな幼児体験からか酒大好き人間になりました。
大人になって、いろいろなアルコールを飲みましたが、酒ほど旨いアルコールはないと思います。
方々の銘柄を飲みましたが、富田の酒は安くて旨い!印象です。
高齢になり、今はアルコールをたしなみませんが、2軒の造り酒屋さんには、いつまでも美味しい酒を造り続けてほしいと願っています。
今、輸入米で大騒動していますが、富田ではビール・日本酒・焼酎の材料の産地はどうなっているのでしょうか?米は地元でしょうか?
2軒に減っても、富田の酒の心意気は忘れていない!
ということを知りたいですね。
酒造りにはきれいな水が欠かせないとは良く聞きます。
酒造りの水も米も高槻のものを使っているのなら、すごいですね。
事故米を代表に食の不安といわれている中、その地でとれた材料を使ってその地で生産している商品というのは、消費者にとって貴重なものだと思います。
まさに高槻ブランドの中核になりえるものだと思いますし、大阪ブランドとして橋下知事に売り込んでもらえたらいいですね。