2008年08月16日
マチヤテラス夏の陣
歴史が偲ばれる景観
普段、何気なく自転車で通り過ぎる裏通り。
「電車に間に合わない!」「待ち合わせに遅れる!!」など、慌ただしく時が過ぎる。
中には、日傘をさしながら、杖をつきながら、あるいはお孫さんの手をひきながら、ゆっくり歩いて通る年配の方たち。
そんなゆっくりした時間を過ごされる方に少しだけ存在感を示す町屋。
今日はちょっと特別な日。
ロウソクの明かりで30分だけの晴れ舞台。
みんな気づいてくれるだろうか。
「おっ、お向かいの居酒屋のお客さんがこっち見ている」
「普段、自転車で突っ走る若者が立ち止まり、携帯で写真撮ってるよ」
「なんだかうれしいね~」
「こんなに注目されるんじゃ、毎日奇麗にしとかないといけないね」
「晴れ舞台は年に2,3回で良いから、ロウソクの明かりで照らされるのも気持ちいいね」
町屋が元気に残る街は、少しだけ贅沢な街。
時間が少しゆっくり流れる気がする。それは心のゆとりにもつながるのであろう。
今のご時世、心のゆとりほど贅沢なものはないかもしれない。
撮 影 日 2008年7月25日
撮影 場所 城北町1丁目(地図)
投 稿 者 まちかど探検隊
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Posted by 高槻市
at 12:45
│Comments(4)
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かといって人気が出て人が殺到しても困りますが、この行事の意味するところが静かに広がっていけばいいですね。
遠くまで旅行に行かなくても近くにこうした場所があるということが贅沢なことだと考えさせられます。
コメントありがとうございます。
>かといって人気が出て人が殺到しても困りますが、この行事の意味するところが静かに広がっていけばいいですね。
⇒そうですね。決して人気が出れば良いというものではなく、そこに住まわれている方が、まず「ええこと」に気づいていただき、その方の代だけではなく、次の世代、さらに次へと残していってほしいですね。
世代交代するといきなりコインパーキングやマンションに様変わり、というのはとても寂しいですよね。
町屋に住まわれている皆様、「ええとこ」に気づいてご自身で照らしてみませんか?
ありがとうございます。
8月は祭り月ですが、原爆・終戦・進駐軍の恐さ・浮浪児・飢餓…
辛いことを想い出す月でもあります。
平和のありがたさを、しみじみ感じさせてくれました。