2008年07月04日
右近考える
市街地の景観
高槻城主、通称、高山右近。
戦乱の世にあって苦悩するキリシタンの武将。
「信仰か武家奉公か」
究極の選択を迫られる場面では必ず「信仰」を選び、貫いた人。
ふしぎな人だ。
禁教令により追われ、遠くマニラの地で亡くなってから、まもなく400年になろうとしている。
大きく変わったこのまちを見たら、彼はどう思うだろうか。
その今のこのまちに、彼を敬って建てられた聖堂があり、傍らに像がある。
何かを祈るような姿は、武将の像としてはめずらしいと思う。
ここに、彼の人間性を感じ、心惹かれるのです。
撮 影 日 2006年9月17日
撮影 場所 野見町(地図)
投 稿 者 岩崎卓宏
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Posted by 高槻市
at 06:03
│Comments(22)
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城跡公園にも立像がありますが、こちらの像の方が好きです。
私有地にあるので中に入るのは勇気がいり、外から覗くぐらいです。
歴史街道沿いにあれば高山右近にもっと興味を持つと思います。
高槻のシンボルにもなりますね。
右近は何を祈っているのでしょう。穏やかにして、なかなかのイケメンですね。
皆さんのおっしゃるとおり、歴史街道に高槻に関する偉人像が並ぶといいですね。
頭に浮かぶだけでも、継体天皇・藤原鎌足・伊勢姫・能因法師・高山右近・隠元禅師・藤井竹外・宮田半平・高碕達之助…。
(三好長慶も加えたいところです。マッキーもかな?)
これだけ著名な歴史上の人物が、高槻に関連があるというのもすごいことですよね。
歴史街道沿いの芥川商店街(仇討ちの辻もあります)に銅像を並べて、「たかつき歴史の散歩道」なんてどうですかね。
そして写真も撮らせて頂きましたが・・・
このお写真を拝見して、もう一度違う角度から
右近像を見てみたくなりました。
>仇討ちの辻もあります
どこにあるのですか~? 教えて下さい!
ありがとうございます。実は、この像のお顔(表情)が好きで、こだわりました。
お顔がいいアングルで、聖堂も入れようとすると、わりと難しい(笑)
気付いてくださってうれしいです。
像を街道沿いに。ここの像のようにセンスのいい作家さんの作品がいいな。
Seraさん
教会の道路沿いです。塀の外からも見えます。
私は一昨年にジャズスト関連の打合せでおじゃました際に撮らせていただきました。
街道沿い、もしくは、芥川城跡あたり?
なんなら駅前でもいいんじゃないでしょうか。
長浜駅前には太閤さんと三成の像があった気がします。
(この記事には長~いVer.があります。よろしければご覧下さい。
http://fukei.exblog.jp/7687016/)
イケメン!(笑)
この像は、武将というより、人間としての右近が表現されていると感じます。
今、彼がいたら、かなりモテルでしょうね。
(信徒さん、不謹慎発言すみません。)
鎌足、伊勢姫あたりは、なかなか名前が出ないので、もっと光をあててもよいですね。
ひらっちさん
長慶もなかなかの人物だったと聞きます。
槇原クン(ゆうほど若くもないらしいですが・・・)は、現役なので、像の間に、ご本人に立っていただくとか?
像にするなら歌う像がいいな。
大坂~京都の歴史の流れを思えば、その間にある高槻にも、それなりの歴史も人物もあるということでしょうね。
kikoさん
教会の聖堂には、長崎の殉教聖人の絵もあったと思うのですが。
聖域には、洋の東西問わず、敬虔な空気がありますよね。
像は見る角度、時間、天候、見る者の気持ちによって見え方も様々でしょうね。
仇討ちの辻?私も知らないです。
どなたか、投稿してくださ~い!
先日、この記事の掲載のおゆるしをいただきに神父様にお目にかかりました。
よろこんでくださり、本当にうれしかったです。
神父様、信徒さん、ありがとうございました。
今は仇討ちの顛末を書いた説明板があるだけです。それを数年前に読み、これこそ「仇討ちの華」と感動しまして、松愛会高槻支部ホームページの「好きやねん高槻」のコーナーに掲載しました。
興味のある方は覗いて下さい。( 松愛会高槻支部 → 新しいページ1 → 好きやねん高槻 → 第4回 芥川 仇討ちの辻 です。 なお、「文芸クラブ」も見てくだされば嬉しいかぎりです。 )
http://www.geocities.jp/que_sera_sera1950/041122.html
そう言えば、ありましたよね。
なんなのか知らずに、でも、いつも見ている。
そういう「ええとこ」が、まだまだありそうです。
せいろうさん
そちらのHPも拝見しました。加藤嘉明の子孫がこういうところに出てくるのですね。
意外でした。
「文芸クラブ」も、すごくまじめで力のこもった内容で、おもしろかったです。
「たかつきのええとこ学校」開校できそうな勢いです。
いかがでしょうか?
ぜひ先生になってください。
Seraさん
いえいえ、よい記事のご紹介ありがとうございました。
お家の出隅を切り欠いて、地蔵尊みたいなのがあったり、
板張りの壁に時計が架かっていたり、
そういうノスタルジックな雰囲気、いいですよね。
文芸クラブはご存知の原さん主宰の同好会で、12年目に入りました。
松愛会HPの「好きやねん高槻」は、私が高槻支部の広報委員に加わったとき出来たコーナーで、タイトル名は私の案が採用されたものです。
そんな経緯から、初回記事として、「高槻市と島本町の今昔」を高槻市教育委員会発行の文献や写真を引用させてもらい、書きました。高槻のええとこ入門的な駆け足紹介です。
引用許可を得るため、市の担当責任者とお話をする中で、途絶えていた「市民大学」を新たな構想で再開することを聴きました。
それが現在の市民大学です。幅広い分野の講座で、私も受講させてもらっています。
振り返ってみますと、市もいろいろやってくれているわけで、市役所も「高槻のええとこ」かもしれま銭ね。
好きやねん高槻を拝見させて頂いて「仇討ちの辻」の
場所が分かりました。
芥川商店街を西に抜けた郵便局の向かい側にあるんですね~
ありがとうございました。
文芸クラブの生野銀山も拝見させて頂きました。
生野は「死野」と呼ばれていたんですね・・・
また訪問させて頂きます (^^♪
「仇討ちの辻」の中西七丘氏の説明文を初めて読んだときは、こんな仇討ちがあったのかと、衝撃を受けました。
死野⇒生野。いい話ですね。
文芸クラブイベントでは、訪問先について、事前に資料を作成し、当日バスの中で説明をしています。
そのため、ネットや図書館で調べるわけですが、これが楽しい作業です。この歳になって知らないことだらけです。
朝のウオーキング時のラジオでも、いろいろ教えてくれます。ブログでも学んでいます。万物が我が師。人生は興味津々!viva!
よもや親父がネットに出てくるとは思いもしませんでしたので、皆さんの投稿を
偶々見つけ、びっくり、一言お礼がいいたくなりました。親父の「仇討ちの辻」を
読んでいただいて有難うございます。ついでに親父の著書「古塔の影」もネット
に出てきましていよいよ驚いております。
コメントありがとうございます。
恥ずかしながら、「仇討ちの辻」をこの記事で知りました。
「高槻のええとこ」を発掘し、紹介し合い、多くの人に高槻を大好きになってもらおうという趣旨のブログです。
今後ともよろしくお願いします。
見過ごしにせず、コメントありがとうございました。
ひらおさんがお願いしましたように、投稿も期待しています。
ところで、ご尊父様がご活躍でした「郷土史研究会」は現在も活動されているのでしょうか?
活動されていましたら、貴重なお話を伺いたいものです。
「古塔の影」、希少な存在のようですね。今度図書館へ行ったら郷土著者のコーナーを漁ってみます。
中西七丘さんのことを知らない遠い存在に思っていたのが、急に身近に感じられました。
「高槻のええとこブログ」で一杯勉強させて頂き、コメントでまた違う分野のお話しを伺って
それまで関心がなかったことでも興味が出てきます。「仇討ちの辻」を発見した時は
こんな近くであった事に驚きました。これからお父様作の「古塔の影」是非拝読したいと思います。
見学に行きます。現地では土塁や櫓台の土檀も、このほど地元の自治体、滋賀県伊香郡 余呉町の、草刈作業によって、姿を表わしています。長谷川さんの説明によると、櫓台は小型の
天守台を思わせる土壇で小天主と呼べる規模のもの、天主教の信者であつた右近が戦陣にあってもその信迎心を忘れずに。小天主を普請し神に祈ったと推定されています。私は右近のフアンです。
右近が立つた、同じ場所に是非行きたいです。そこは右近が確実に歴史的事実として立ちよったキリシタン信仰の聖跡とも言うべきものでしょう。詳しくはウッデイパル余呉のホームペイジを検索して下さい。現地説明会は10/18です。今なら、まだ、間に合います。私は高山右近のフアンとしてこの遺跡に一番にかけつける右近フアン第1人者なのです。絶対面白いと思います !(^^)!
皆さんも是非行ってみてください!!
は小天守や土塁が歴然と表れた。この事ひとっとつても長谷川さんの凄さを物語っていまた。
やはり、この人が本物の研究者、なんだつてつくづく思いました。
ここが高山右近ファンのみなさんのちょっとした情報交換の場になっていたのですね。
右近に関するそういう場は、あるようで少ないのでしょうか。
私も実は右近のファンです。
ファン過ぎて、この記事もなかなか書けずにいました。
昨夏、神父様を訪問するにあたり、話のネタに急きょ書いた次第です。
★JRハイキング
【日時】1月24日(土)10:10 余呉駅集合
【コース】賤ヶ岳合戦の砦跡(岩崎山や大岩山)を歩きます。
【参加費】800円(希望者のみ別途資料代として1000円)
【ポイント】愛知中世城郭研究会「長谷川博美氏」の案内付き
※要申込(余呉町観光協会まで)
電話 FAX 0749-86-3085