本澄寺
道路に面した立派な門構えの奥に
本澄寺はあります。日蓮宗のお寺で、京都の公家である
烏丸家の領地でした。境内には、烏丸家の領地であったことを示す結界石が残っています。
本澄寺のある上牧という地名は、「上の牧場」、つまり天皇の放牧地だったことから来ていて、この辺り一体が天皇や京都の公家のための領地だったようです。
本澄寺の一角には
三好達治記念館があります。これは、先代の住職が三好達治の弟で、一時期、三好達治もここに暮らしていたようです。三好達治のお墓も置かれています。
また、かつては、淀川から船で本澄寺に訪れる人のために、港には灯篭や本澄寺までの道しるべが置かれていましたが、明治に入り交通が陸へと移り不要となり、今は本澄寺の前にその灯篭が置かれています。
●散策部会 遺跡散策資料
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本澄寺
撮 影 日 平成19年3月13日
撮影場所 上牧町2丁目(
地図)
投 稿 者
文化財スタッフの会 散策部会
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